バイオ由来のボトル用ポリマー

20 7月 by admin

バイオ由来のボトル用ポリマー

もみ殻を原料とするバリア材料は、顧客テストのための試作を重ねており、実用化も近いと予想されています。用途としては、酸素に敏感な乳製品や乾燥食品、油脂分の多いスナックやペットフード、保香性が必要なコーヒーやスパイスがあげられています。大手飲料メーカー・コカコーラ社によって開発された「PlantBottleプラントボトル」は、サトウキビの絞り汁から発酵法によって作られたエタノールを原料とするモノエチレングリコールと石油由来のテレフタル酸から作られています。その分子構成から、30%バイオ由来のポリマーとされていますが、世界初のバイオ由来のポリマーとされています。世界初のバイオ由来のボトル用ポリマーです。現在では、飲料ボトルの他に、ハインツ社のケチャップボトル、包装用フィルムにも広く採用されています。